どうも、いしやん(ishiyaaanT_T)です。
新インナーゴルフを読んで70台を目指しています。
インナーゴルフについては、以下の記事でかんたんにまとめています。
インナーゴルフの理解を深めるためにアウトプットしています。
[第8章] インナースイング⛳️
スイングのある一点に集中し、そこに起きる変化をさらに正確に感じ取ろうとすることで、スイングは自分勝手に「より適切」なものに変化する。
スイング感覚を増す
「今」のスイングを「感じ取る」ことだけに集中する
「この感覚のスイングは正しい、誤っている」といった判断や評価はしない。
「スイングを感じ取る」ということは、過去の最高のプレーを思い出せとか、キープしろということではない。
今あるがままのスイングを感じ取る。
広域から絞り込む
全体を感じ取ることから始めて、徐々に焦点を絞り込む
全体に焦点を当てているうちに、自然に何かの感覚が浮かび上がってくる。
それが「動きの硬さ」だとしたら、さらに数回スイングを続け、その硬さがいつ、どこで起きるか感じ取る。
バランスと安定性
オフバランスのポイントを感じ取り自習作用を信頼する
バランスは自然習得能力を確認するのに最適。
自転車に乗るときのようにバランス感覚は本を読んでも役に立たない。
バランスとオフバランス
オフバランスの起点を感じ取る。
発見したら、何もしてはいけない。
ただ単にその瞬間と場所に集中してスイングを続ける。
オフバランスを感じ取り、自然修正が始まるのを待つ。
安定性の習得
「安定していない」と感じる箇所を感じ取る。
そこに意識を集中して自然習得が始まるのを待つ。
理屈を忘れて、自分自身のベストなアドレスを探す。
スタッキング(積み重ねる)
スイング安定の最重要ポイント、肩、腰、膝、足の位置の相関関係。
足、膝、腰、肩がポーカーのチップのように積み重なっているイメージ。
スイングをしても「積み重ね(スタッキング)」自分自身がそのまま崩れ落ちずに残っているか、各部がバラバラになって崩れ落ちたかを感じ取る。
リズムの発見
ダンスのように自然な2拍子に肉体の動きを任せてみる
リズムも言葉ではなく自身で体験する要素。
スイングを「リズミカルにしよう」と思うのはバツ。
ただ単にスイングしてリズムを感じ取る。
歩く、呼吸、ダンスなど誰もが自分のリズムを持っている。
実験的にリズムを変えることで、求めているリズムがわかる。
1、2回いい結果が出ても早合点しない。
外ではなく、内側の「体内感覚」で探す。
ゴルフのリズムは基本的に2拍子。
人間の基本的なリズムも2拍子(呼吸、心拍)
ゴルフスイングの一般的な間違い、バックスイングを適切に終了しないことと、ダウンスイングを強制的に始めること。
バックスイングが限界まで達し、自然に「巻き戻し」が始まれば、ダウンスイングは自然に始まり加速する。
鍵はスイング自身をリズムに任せること。
リズムに意識を集中すると、無用な緊張を減らす、ギクシャクしている部分がなくなる、セルフ1を引き離す。
リズムを耳で聴く
練習の初めの5分を4音節の発声練習をする
- バックスイングのスタート
- クラブヘッドの最遠点
- インパクト
- スイングの終了時
に「ダア」と発音する。
クラブヘッドがどこにあるか感じ取る。
体内感覚に焦点を絞り込むことで、リズム感覚が鋭くなる。
テンポを見つける
頭が先走るとテークバックをゆっくり引きすぎる
ゴルフスイングでは、バックスイングとダウンスイングの速度でテンポが決まる。
バックとダウン、そしてフォロースルーの速度を感じ取ることでテンポを知ることができる。
練習場で異なるテンポを試し、自分に合ったテンポを感じ取る。
アドレスの感覚
「正しい」ではなく「快適な」スタンスを自身に選ばせる
いろんなアドレスを試し、快適なアドレスを探す。
コース上で重要なのは、体が目標方向を生(なま)で感じ取れるかどうか。
目ではなく体でダイレクトに感じ取れるアドレス。
一番楽に打てるスタイルをセルフ2に提示させる。
正確性の追求
極端なアウト・インを体験してみると感覚の領域が増す
極端な感覚の差を知ることで、細かな違いを感じ取れるようになる。
軌道を感じ取る
クラブフェースの向きと軌道の感覚は別々に体験する
ボールの目標方向を正午(12時)と仮定して、異なる時刻(部分)をヒットする練習。
インサイドアウトのドロー 6時から7時を狙い、12時から1時に打ち抜く。
逆ならフェード。
パワーの鍵
パワーを生む源は筋肉の緊張ではなく弛緩のタイミング
力強い川の流れをイメージ。
体からパワーを「流れ出させる」ことが大切。
「力を入れるのではない。エネルギーを引き出し、大河の水のように、力強く流れさせる。
パワーの増加
内側から溢れるエネルギーを何が妨害するかを感じ取る
インパクトでのパワーはまず、両足から始める。
腹部が地面に根差しているイメージで上体の力を抜く。
アドレスした時に、友人に前に後ろに押してもらう。
目標を狙う
したいことを命令ではなくイメージでセルフ2にイメージする
セルフ2に対して「こうしようじゃないか」とイメージを提示することと、「これが欲しい、こうしろ」と指示するのは似て非なるもの。
目標を視覚的に感じ取ったら、スイングが終わるまでイメージを保つこと。
セルフ2に狙わせる
セルフ2には戦略目標も本能で選択し決定する力がある
ボールが止まるまで、事実上何も思考しない。
セルフ2に目標を任せるのだという明確な意思。
全てを任せるのだという信頼。
内部感覚のスキャン
全身を内側の感覚で感じ取る「全身スキャン」で知覚力を増す
「全身を感じ取る」練習を月に一度はやっておく。
両足👉ふくらはぎ👉膝👉太股👉腰👉上体👉右腕👉左腕👉手首👉頭部
順番に意識の焦点を合わせ「感じ取る」
自身の体の内部感覚を磨き、油をさし、知覚力をチューンアップする。
インナーゲーム練習例
一つの焦点に感覚を絞り込むのは5分から7分が目安
5分間の純粋プレー
何かをしようとか、何かの練習をしようとか試みない。
特別なことをしたり、「いいショット」を打とうとしたり、打てるかどうか、ちょっと試してみるのも御法度。
ショットの結果に対しても評価しない。
精神と肉体をほぐし、面白がる。
20分間の焦点を合わせたスイング
一つの焦点に意識を合わせるのは5分から7分が最適。
20分で3つから4つのポイントに焦点を合わせる。
「より感じ取る」努力をそれぞれしていく。
変化が起きるチャンスを与えるために、何か変化させてみる。
新しいスイングに「慣れる」チャンスを与える。
数回、そのショットを連続してから、次の焦点に合わせる。
5分間のプレー
焦点を合わせて「感じ取る」練習を終えたら、「遊び」に戻る。
初めの5分の純粋な遊びからもう少し結果を目的とする。
思いっきり力を込めてみる、異なる距離を同じクラブで打ってみるなど。
残り時間:パフォーマンス
残り時間は「実践」シュミレーション。
実際のコースを仮定してクラブ選択をする。
スイングかスコアか
本当の目的は何か?プライオリティを明確にする
「悪いスイング」という概念は捨てる。
スコアこそが「優先順位(プライオリティ)」
スイングが直せない
強制的に型を「矯正」しようとするからミスが直らない
「これこれの欠点を直したい」というのは、自己不信の発想。
「いいスイングだけをする」ことも自己不信。
両方とも自修作用できないアプローチ。
意識を「今」に戻す。
終えたショットに行きがちな意識を、「今」に集め直す。
あれこれ口出しするセルフ1を無視して、セルフ2に一層の信頼を置く。
スイングの創造
「たった一つの決まったスイングを繰り返したい」は幻想
全く同じスイングをするのは機械だけ。
繰り返しは、飽きにつながり集中力がなくなる。
いつでも繰り返される同じスイングを追求することは自己破滅。
マシンと化して黙々と打つより、色々な打ち方を試す方がいい。
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