【読書感想】中島敦の名人伝❗️

雑記

 

どうも、いしやん(@ishiyaaan0703)です。

 

たまたま、ネットサーフィンをしていて、面白そうな本だと思ったので名人伝を読んで見ました。

 

自分はKindleで読みましたが、書籍だと8ページしかなく20〜30分でサクッと読めるのに、メチャクチャ面白いです。

 

この名人伝は、リドルストーリーと言って、結論を明確に示さず、読み手み考えさせるタイプです。

 

リドルストーリーは、読み終わった後にモヤモヤが残るので嫌いな人も多いと思いますが、私は本も映画もリドルストーリーが大好きです。

 

読み終わった後に、ネットでネタバレや書評などをチェックして、他の人はこの結末をどう感じているのか?確認すると、いろんな考えがあったり、伏線が回収できたりして面白いです。

 

【超ザックリ】名人伝のあらすじ

 

天下一の弓の名人になりたい紀昌という男がいて、弓の名人の飛衛に弟子入りをする。

 

紀昌は飛衛がいる限り、天下一になれないと思い、紀昌は飛衛を襲うも引き分け。

 

飛衛はもっとすごい甘蠅老師という名人がいると紀昌に教える。

 

紀昌はすぐに甘蠅老師に会いに行き、甘蠅老師が弓も矢も使わず、エアー弓矢で鳥を落とす所を見て弟子入りをする。

 

長い間、そこで修行をした紀昌は、弓を使うことがなかったが、紀昌の家に入った泥棒が殺気で射抜かれたり、鳥すら紀昌の家の上を飛ばなくなったりと、紀昌から射道の神が抜け出して弓を放っていると噂が流れるようになる。

 

紀昌は晩年は、弓の使い方どころか、名前さえも忘れてしまう。

 

といった感じのあらすじ。

 

紀昌は弓を極めたのか?それともボケただけなのか?知らないフリをしているのか?などなど・・・

 

いろんな結末が想像できますが、私は「弓の道を極限まで極めた結果だろうなぁ」と感じています。

 

あなたは名人伝の結末を、どんな風に感じますか?

 

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