投資をするなら金投資がいいよ!
って聞いたことありませんか?
私も投資を始めたころ先輩の投資家やお得意先の投資家によく言われました。
金はパイ(埋蔵量)が決まっているから。
株と違って暴落しないから。
などなど、いろいろ言ってました。
ということで、私も分散投資の観点からと、
「私、田中貴金属で金投資やってます」
といえばカッコいいかなと思って、全く比較もせず田中貴金属の口座開設をしました(金投資ができるSBI、楽天、マネックスの口座持ってるのに)。
今回はこれから金投資を考えているあなたのために、私の経験を踏まえてオススメの金投資の方法や運用会社などを紹介していきます。
まずは金投資がいいといわれる3つの理由(メリット)
メリット1. 金は世界共通の通貨
金はそれ自体に価値があります。
株や債券を保有していれば、会社や国が破綻してしまえば、ただの紙切れ、資産がぶっ飛んでしまいますが、金の価格は世界共通のためゼロ円になることはありません。
メリット2. 株との相性がいい
ここ最近の話で言えば、イギリスのEU離脱問題で世界的に株価が下落しましたが、この時、金の価格上昇しています。
金は「有事の金」ともいわれ、戦争や世界情勢の悪化にも価格が安定、もしくは値上がりします。
メリット3. インフレに強い
インフレとは物の価値が上がって、お金の価値が下がること、
アベノミクスはデフレ脱却に必死ですが、デフレを脱却すればインフレになり金の価格は上昇します。
金投資はいいことばかりじゃない!4つのリスク(デメリット)も知っておこう
デメリット1. 配当や利子はない(投資方法によってはある)
株、投資信託、ETFは配当金が出たり、定期預金ならほぼゼロに等しいですが金利がつきます。
でも、金には配当金や利子はつきません。
デメリット2. 価格が安定しているとはいえ変動する
金の価格は毎日、変動しているため売却の時期を誤れば確実に損してしまいます。
デメリット3. 為替レートの影響がある
金の国際価格はドル建てで表示されるため、日本の金の価格はその時の相場で円に換算したものです。
ドル高になる ⇒ 金価格は上昇
円高になる ⇒ 金価格が下がる
金投資では金の価格だけでなく為替相場もチェックしましょう。
デメリット4. 盗難・紛失・会社の倒産
金を現物(金の延べ棒、アンティークコインなど)で保有する場合は盗難や紛失のリスクがあります。
それともう一つ覚えておいてほしいのが、銀行や証券会社が倒産してもペイオフといって、上限1,000万円まで補償がありますが、金投資の場合は運用する会社によって補償が違います。
消費寄託と混蔵寄託の2種類がある。
消費寄託の所有権は運営会社
金の所有権は運営会社にあるため、倒産した場合は保有している金が戻らないリスクがある。
手数料が安くなるメリットがありますが、いくら信用ある大きな会社でも急激な人口減少やテクノロジーの発達で今後どうなるかはわかりません。
混蔵寄託の所有権は契約者
運営会社が倒産しても保有している金は補償される。
金投資の種類
リスク&リターン | 特徴 | |
---|---|---|
金地金 (金の延べ棒、アンティークコインなど) | 低い |
|
純金積み立て | 低い |
|
金ETF/投資信託 | 中 |
|
金先物取引/CFD | 高い |
|
私が運用している田中貴金属の口コミ・評判
結論から言うと、私みたい毎月3,000円の少額から積み立てをする人には手数料が高すぎる。
会社名 | 手数料 | 年会費 |
---|---|---|
田中貴金属 (金定額総合口座) | 一律 2.5% | 1080円 |
田中貴金属 (net純金積み立て) |
| 無料 |
SBI証券 | 約定代金の2.0%(税込2.16%) | 無料 |
楽天証券 | 売買代金の2.5%(税込2.7%) | 無料 |
マネックス証券 | 約定代金の2.5%(税抜) | 無料 |
50,000未満の投資なら、SBI証券が最安値。
50,000以上なら田中貴金属のnet純金積み立てが最安値。
投資で利益を出すためには、とにかく手数料を抑えることが大事ですが、手数料を最小限に抑えるには投資信託やETFがオススメです。
投資信託ならi-mizuhoゴールドインデックスはノーロード(購入手数料無料)で、信託報酬は年率0.68%(税込)。
ETFならSPDR ゴールド・ シェアの総経費率は0.40%。
金投資ならETFが一番手数料が安いのですが、ETFは積み立てや分配金の再投資が難しいというデメリットがありますが、このデメリットを解消してくれるのが、ロボアドバイザーのウェルスナビです。
ウェルスナビは、いくつかの簡単な質問に答えると最適なポートフォリオを組んでくれて、海外ETFを自動で積み立ててくれる超便利なツールです。
1.0%の手数料でプロレベルの運用を全自動でやってくれます。
【まとめ】少額から金投資をするならウェルスナビ!
今回は金投資の方法やオススメの運用会社などを解説していきましたが、金投資をするならウェルスナビという結論になりました。
ということで早速、田中貴金属は解約します。
基本的に金投資は株などの資産をたくさん持っている資産家が、リスクヘッジのために投資するものです。
私みたいに毎月3,000円しか積み立てできないショボ投資家には、田中貴金属はまだ早いということです。
高額の積立やまとまった資金で金地金を買うなら補償や管理が徹底されている田中貴金属はいいです。
田中貴金属で、ポンと金の延べ棒を買えるようになりたいですね。
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