宮里藍
世界ランキング1位にもなった宮里藍。
全盛期の藍ちゃんは世界一パターがうまい選手だと私は思っていましたが、パターイップスになってしまいました。
生命線であるパターで思い通りのプレーができなくなり、早すぎる引退に私自身もかなりショックでした。
丸山茂樹
米ツアーで3勝もしている丸山茂樹。
「体の不調からショットが曲がり始めて、曲がりがトラウマになってティーショットにちょっとイップス症状が出ている。ラフが深いなとか曲げちゃいけないと思うとさらに悪循環。イヤだなと思ったときにはダウンスイングでパチンとノイズが体に走るんで、それが悩みのタネになっている」
練習やプロアマではイップスの症状はなく、本番だけイップスになそうです。
丸山プロはイップスを悪魔と表現しています。
湯原信光
アイアンの名手でしたが、パットイップスになっていました。
テレビ中継で試合を見ていましたが、10mほどのパットを5mくらいしか打ててないのを見たことがあります。
佐藤信人
2002年に3勝して賞金ランキング2位にもなったパターの名手。
得意のパターでイップスになり、長い間、低迷していましたが2011年の日本オープンで3位に入り復活しました。
メンタルトレーナーの指導を受け、イップスとうまく向き合っていけるようになったそうです。
森田理香子
2013年に年間4勝を上げ、初の賞金女王に輝く。
アプローチイップスになり、2016年にシード権を喪失しています。
比嘉真美子
2013年のルーキーイヤーに2勝を上げる。
比嘉真美子プロを初めて見た時は、圧倒的な飛距離で、「すごい新人が出てきたな。他の女子プロと体のバネが全然違うぞ!」って思っていましたが、2015年ごろからドライバーイップスに悩まされシード権を喪失。
2017年NEC軽井沢72ゴルフトーナメント で見事復活優勝を遂げる。
比嘉真美子プロの復活優勝はイップスで悩む多くのプロゴルファーを勇気づけたのではないでしょうか。
サムスニード
PGAツアー通算82勝(歴代1位)の伝説のゴルファー。
自身の著書の中で、「クロスハンドも試してみたが、やっぱりイップスになってしまうんだ」と語っています。
トムワトソン
メジャー通算8勝、4年連続賞金王を獲得など、輝かしい成績を残したトムワトソン。
1987年のナビスコ選手権以降、パターイップスになり、まったく勝てなくなる。
ナビスコ選手権から9年後の1996年のメモリアルトーナメントで、見事、復活優勝を果たす。
まとめ
今回はイップスになったプロゴルファーを上げてみましたが、ここに上げた選手は氷山の一角です。
イップスに悩むプロゴルファーはたくさんいます。
イップスの影響はすべての熟達したゴルファーの半数から4分の1くらいに及ぶという。アメリカ・ミネソタ州の大病院メイヨー・クリニックの研究者によれば、すべての競技ゴルファーのうち33 – 48%にイップスの経験がある。
引用元:Wikipedia
中・長尺のパターを使用している選手やクロスハンドのグリップをしている選手のほとんどが、イップスと言っても過言ではないくらいです。
他のスポーツに比べてもゴルフはイップスになっている選手がケタ違いに多いです。
特にゴルフは同じ方向にスイングするので体のバランスを崩しやすくイップスになりやすいと考えています【持論】
この記事をここまで読んでくれているあなたもイップスで悩んでいると思いますが、
イップスになる人の共通点は超一流のプレイヤーである。
ということです。
イップスになっても復活している選手もたくさんいるので、あきらめずに頑張ってください。
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